歴史に彩られたティーウェア コレクション「ヴォヤージュ オブ ザ ビーグル」。このコレクションは、ウェッジウッドの創始者ジョサイア・ウェッジウッドの孫で「進化論」で有名な自然科学者チャールズ・ダーウィンのビーグル号での航海にインスピレーションを得ており、発見の航海で寄港したブラジル、ウルグアイ、パタゴニア、チリ、ガラパゴス諸島、タヒチの6 種類のデザインから成ります。ケンブリッジ大学図書館と緊密に協力し、各地で描かれたスケッチ(※1)やダーウィンが発見した動植物の絵(※2)などをウェッジウッドのデザインチームがティーウェアに慎重にスタイリングしました。ジョサイア・ウェッジウッド2 世がダーウィンの父にあてて書いた手紙も当時の筆跡のままカップのデザインとして使われています。オリジナルを用いることで歴史が詰め込まれ、本物の物語に満ちたコレクションが完成しました。
(※1)ダーウィンと同行した風景画家コンラッド・マーテンズが描いたスケッチ
(※2)ダーウィンが各地で採取して英国へ送った動植物はスケッチとして記録されました。ケンブリッジ大学図書館に残るそれらのアーカイブと、今回新たにデザインした絵を組み合わせてレイアウトしています。
- Voyage of the BeagleBeagle(ヴォヤージュ オブ ザ ビーグル) -
ウェッジウッドの創業者ジョサイア・ウェッジウッドの孫で、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンがビーグル号に乗船する招待を受けた際、当初は父親のロバート・ダーウィンに反対されていました。ロバートに手紙を書いて彼の息子を励まし支援するように促したのが、ダーウィンの叔父にあたるジョサイア・ウェッジウッド2世です。この旅は未来を形作る旅となります。2年の計画だった旅は5年にも及ぶ壮大な世界一周の航海となりました。この発見の旅により、歴史上の偉人のひとりで卓越した自然科学者であるチャールズ・ダーウィンが誕生したのです。
- Conrad Martens The Ship’s artistartist(コンラッド・マーテンズ 船内の画家)-
英国の風景画家コンラッド・マーテンズは1833 年にブラジルのリオデジャネイロでビーグル号の旅に加わりました。マーテンズは航海中に4 冊のスケッチブックをまとめ、それがこのコレクションのインスピレーションの源となっています。コレクションの6種類の異なるセットのモチーフはビーグル号が寄港した土地で、ブラジル、ウルグアイ、パタゴニア、チリ、ガラパゴス諸島、タヒチが描かれています。マーテンズが描いた風景画、および、各地で発見された種や植物のスケッチがテーブルウェアのデザインになりました。オリジナルスケッチのイメージをそのままにセピアカラーで表現しています。
- Tahiti(タヒチ)-
ダーウィンはタヒチを“すべての航海者が賞賛の賛辞を捧げる島”とロマンチックに表現しました。このセットには、マーテンズのスケッチからマタバイ湾の風景が選ばれ、ティーソーサーにはパンの木が、ティーカップには珊瑚、貝殻とマーテンズが描いた漁師が描かれています。深い緑の縁取りで仕上げられました。
素材
ファインボーンチャイナ
サイズ/容量
カップ&ソーサー:200ml
プレート:20.5cm
原産国
イギリス